ransoucafeのブログ

卵巣のう腫、内膜症の手術記録

術後1日

12月21日
8時
水が飲める。すごく美味しい。
痛みは昨日程ではないけど、まだまだ痛い。
9時
少し気持ち悪い
酸素マスク、背中のドレーン、心電図、足のポンプを外してもらえる。
マウスウオッシュでうがいをさせてもらう。唇が乾燥でガビガビになっていた。
担当の助産師に全身をふいてもらう。すごく丁寧で恐縮と感謝の極み。足の指までふいてもらう。着替えも手際よく代えてもらう。人生初めての体験。介護を受けるとはこういう感覚なんだと勉強になった。
レンタル病衣に着替えて少し気持ちいい。
でも、吐き気が強まる。

気持ち悪さが急激に増して、えづく。胃は空なので何もでない。えづくと腹圧がかかってお腹に激痛が走る。
吐き気止めの薬を飲む。全く効かない。
歩けるかと聞かれる。
歩かないと癒着しやすくなるし、尿パックがとれない。術前は何があっても歩くと決めていた。
だけど、気持ち悪過ぎて歩けません。と答える。
気持ち悪い時は無理しなくていいと優しく言ってもらえる。優しい一言にすごく気持ちが救われる。

ダグラスカから出血が見つかる。
昨日も出血していたので、腹帯を二枚も血だらけにしてしまった。
病衣もシーツも血の染みがついてしまった。
病院は乾燥してるので、シーツに色々なしみがついても案外気にならなかった。退院前はそれらの染みが愛しく感じたほど。
後の洗いかえも考えると腹帯は三枚用意した方がよかった。(病院指定は一枚)

終わらない吐き気が辛い。昨日の痛みの辛さに匹敵する。よくないと思いつつ、指を喉に突っ込み、嘔吐をうながす。
えづく度に腹は激痛。
水?透明な液体が出る。
少し、楽になる。楽になったタイミングでナースコールをして、歩きます宣言。
13時半
尿パック、管を外してもらい、歩いてトイレへ。点滴キャスターを歩行器代わりにして、前かがみでよろよろ歩き。部屋内のトイレが遠い。
何度かトイレへ行く度に、ヨロヨロながらも起き上がり歩くのに慣れてきた。トイレしか行かないけど。

吐き気は翌朝まで続いた。
18時
点滴が外される。解放感!
痛みや、吐き気のことを考えると、術後約48時間は辛かったことになる。